内痔核硬化療法ジオン
内痔核硬化療法(ジオン注)
内痔核(いぼ痔)の症状は排便時の出血、違和感、脱出などです。軽度のものであれば、排便後の局所の洗浄と軟膏剤の肛門内への注入により症状を改善させることができます。こうした保存療法でも症状が残る場合、当院では、内痔核に対する四段階注射法による硬化療法(ジオン注)という手術を施行しています。内痔核にALTAという薬を注射して痔を縮小・硬化させる治療方法です。皮膚に傷を残さないので、術後の痛みも少なく、出血も少ない、日帰り手術に適した手術方法です。内痔核による痛み、出血、脱出にお悩みの方には、ぜひお勧めします。尚、外痔核や皮垂(skin tag)が主体となる場合など、すべての痔が対象になるわけではありません。