胃・大腸内視鏡検査
苦痛の少ない大腸内視鏡検査
苦痛の少ない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
近年、食生活の欧米化により、大腸がんによる死亡率は増加しており、特に女性では、癌死亡の第一位となりました。大腸がんは早期でみつかれば内視鏡治療で根治できるケースが多く、早期発見・早期治療が重要になってきます。大腸がんは腺腫といわれる大腸ポリープから発生することが多いことが分かっています。がん化する前に大腸ポリープを切除することで、大腸がんを予防することが可能です。大腸ポリープが発見された場合、当院では、その場で日帰り内視鏡手術を行なうこともできます。
血便や腹痛、便が出にくい、便が細くなったなどの症状がある場合に、あるいは、無症状であっても、便潜血検査で陽性反応が出た場合に、大腸内視鏡検査を受けられることをおすすめします。
当院では、院長の豊富な経験と最新の内視鏡機具を駆使して、苦痛の少ない内視鏡検査を実施しております。
大腸内視鏡にかかる費用
健康保険適用で、初診の場合の大腸内視鏡検査には、約6000円(3割負担として)の費用が見込まれます。生検検査を追加する場合や、ポリープ等に対して切除術を施行する場合は別途必要となります。
大腸内視鏡検査の流れ
1.検査前日
食事は消化がよく、大腸に残らない食品を朝・昼・晩きちんと摂ってください。夕食は早目に済ませてください。下剤の服用や特別な食事は必要ありません。
2.検査当日
検査の約4時間前から、約2lの下剤を、数回に分けて飲んでください。当院ではモビプレップ®(EAファーマ)を使用しています。何度かトイレに通うと、水様便になります。
3.来院受付
4.検査前
控え室で検査着に着替え、内視鏡室へ入ります。
5.血管確保
安全に検査をするために、針を腕の血管に入れます。
6.安静剤・鎮痙剤投与
楽に検査が受けられるように安静剤を使用します。また、腸の緊張をとるための鎮けい剤を使用します。
7.検査
検査は、10−15分前後で終わります。(ポリープが見つかったとき必要に応じてご相談し、切除をします)。
8.結果説明
診察室で内視鏡の画像を見ながら結果を説明いたします。
内視鏡時に組織検査をされた方は、7〜10日後に結果の説明のため、ご来院いただきます。
苦痛の少ない胃内視鏡検査(胃カメラ)
苦痛の少ない胃内視鏡検査(胃カメラ)
当院では、院長の豊富な経験と最新の内視鏡機具を駆使して、苦痛の少ない内視鏡検査を実施しております。
胃のあたりのつかえ感や痛みがある場合、胸やけがする(酸っぱいもの、あるいは苦いものが込み上げてくる)場合、以前胃・十二指腸潰瘍を指摘されたことがある場合などに、胃内視鏡検査をおすすめします。
当院では、内視鏡をのみ込む際ののどの違和感を和らげるために、鎮静剤を使用しています。
胃内視鏡検査にかかる費用
健康保険適用で、初診の場合の胃内視鏡検査には、約4500円(3割負担として)の費用が見込まれます。生検検査を追加する場合や、ポリープ等に対して切除術を施行する場合は別途必要となります。
胃内視鏡検査の流れ
1.検査前日
夕食は早目に済ませ、21時から食事はしないようにしてください。飲水はOKです。
2.検査当日
起床後にコップ1-2杯のお水を飲んで下さい(ジュース、牛乳などは観察に支障をきたす場合がありますので止めてください)。
注)内服薬がある場合は、外来にてよくご相談下さい。
注)内服薬がある場合は、外来にてよくご相談下さい。
3.来院受付
4.検査前
控え室で咽頭麻酔液をしばらくのどにためた後、飲み込んでください。内視鏡室へ入ります。
5.血管確保
安全に検査をするために、針を腕の血管に入れます。
6.安静剤・鎮痙剤投与
楽に検査が受けられるように安静剤を使用します。また、腸の緊張をとるための鎮けい剤を使用します。
7.検査
検査は、5分程で終わります(ポリープが見つかったときなど、必要に応じてご相談し、切除等をします)。
8.検査後
休憩用のベッドで30分—1時間ほどお休みいただきます。
9.結果説明
診察室で内視鏡の画像を見ながら結果を説明いたします。
内視鏡時に組織検査をされた方は、7〜10日後に結果の説明のため、ご来院いただきます。